危険ドラッグ使用後に当て逃げ、トラック運転者を逮捕

自動車 社会 社会

10日午後8時5分ごろごろ、大阪府東大阪市内の国道170号で、信号待ち車列に対し、後ろから進行してきた中型トラックが追突する事故が起きた。この事故で2人が負傷したが、トラックはそのまま逃走。警察は後に44歳の男を逮捕した。危険ドラッグを使用していたという。

大阪府警・枚岡署によると、現場は東大阪市布市町3丁目付近で片側2車線の直線区間。中型トラックは減速しないまま進行。前方で信号待ちのために停車していた軽乗用車に追突した。

この事故で軽乗用車に乗っていた2人が打撲などの軽傷を負ったが、トラックはそのまま逃走。警察が軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始したところ、事故から約20分後に同市内から「不審な行動をしている男がいる」との通報が寄せられ、同署員が現場に急行。事故を起こして逃走していたトラックの運転者ということが判明し、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「運転前、タバコと一緒に危険ドラッグ(脱法ハーブ)を吸った」などと供述。車内からもドラッグが入っていたとみられる袋が発見されており、警察では成分や入手ルートの特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース