【夏休み】西鉄、313形旧塗色車の親子体験ツアー実施…8月30日

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西鉄は313形の旧塗装車を使用した親子ツアーを8月30日に実施。先頭部にツアー限定のオリジナル方向板を掲出する。
  • 西鉄は313形の旧塗装車を使用した親子ツアーを8月30日に実施。先頭部にツアー限定のオリジナル方向板を掲出する。
  • ツアー参加者には313形ピンバッジ(左)と乗車記念証(右)がプレゼントされる。
  • 大牟田線で運転されていた頃の313形。現存する315号編成が写真の旧塗装に塗り替えられ、5月23日から運転を開始している。2015年1月に引退する予定。
  • 旧塗色に戻される前の貝塚線の313形315号編成。

西日本鉄道(西鉄)は8月30日、313形電車の旧塗装復活を記念したイベント「親子で電車体験ツアー」を実施する。

313形は戦後の1952年に登場した西鉄の通勤形電車。強度を損なうことなく軽量化する「モノコック構造」の車体を日本の鉄道車両として初めて採用した。現在は315号編成の2両(315+365号)のみ貝塚線で運用されているが、2015年1月24日をもって運用を終了する予定。西鉄は貝塚線90周年記念企画の一環として同編成を旧塗装に変更し、今年5月23日から運用を開始している。

このツアーでは旧塗装の315号編成に乗り、貝塚~三苫間を往復。列車にはオリジナル方向板が掲出される。車内ではアナウンス体験、313形や貝塚線沿線に関するクイズ大会が行われ、貝塚到着後には隣接する多々良工場で運転台での記念撮影も予定している。参加者には313形のピンバッジや乗車記念証がプレゼントされる。

対象は小学生以下の子供と保護者とのペアで、32組64人を募集。ツアーは10時30分受付開始の組と13時30分受付開始の組に分けて実施する。参加費用は親子ペアで2000円。申込みは西鉄の沿線情報サイト「西鉄くらしネット」で受け付けている。締切は8月18日で、当選者には8月20日までに通知される。

西鉄は今後も313形の関連イベントを順次実施する予定。8月下旬から11月中旬にかけてフォトコンテストを行うほか、12月上旬に鉄道ファン向け貸切ツアー、2015年1月24日にラストランイベントを行う。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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