東洋ゴム、タイに硬質ウレタン断熱材の製造拠点を新設

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東洋ゴムは、タイに硬質ウレタン断熱材の製造販売会社「トーヨー・ソフランウイズ・タイランド」を設立したと発表した。

東洋ゴムでは、国内における硬質ウレタン事業を、ソフランウイズを通じて、技術開発から製造・販売まで一貫した事業を展開している。硬質ウレタン原液は、防露・保温・保冷・凍結防止といったさまざまなニーズに対応する。

同社では、LNG(液化天然ガス)貯蔵タンクやLNG運搬船向け、家庭用・業務用冷蔵庫、住宅用断熱建材に製品を供給しており、日本国内ではトップシェア。

新設したトーヨー・ソフランウイズ・タイランドでは、「硬質ウレタン断熱パネル」や「硬質ウレタン原液」を製造・販売する。稼働開始は2015年1月からで、2016年度には売上高約9億円を目指す。

同社は中期経営計画で、断熱用ウレタン製品の海外展開を実現し、2016年には国内外トータルで売上を2013年比20%増へと伸ばす計画。今回のタイ製造販売会社の設立は、タイをはじめ、市場の成長が見込まれる東南アジアで戦略的な事業拡大を図るのが目的。

《レスポンス編集部》

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