ベルギー・ブリュッセル国際空港は8月8日、7月の旅客・貨物輸送実績を公表した。
航空旅客数は233万3236人(前年同月比14.8%増)を記録し、月間記録を14年ぶりに更新した。旅客数増加の理由は、夏休みによる出国者・乗り継ぎ客の多さのほか、サッカーW杯の閉幕、イスラム教の断食期間「ラマダン」の終了、国内の天候不順が考えられる。
航空貨物量は3万6883トン(同0.8%減)。フレイター便(貨物専用機による輸送)は、貨物航空会社の落ち込み(8268トン、前年同月比38.6%減)が激しかった一方、インテグレーターの躍進(1万6732トン、同32.0%増)が目立った。なお、ベリー便(旅客機による輸送)は1万1882トン(同7.4%増)だった。