高岡市立博物館で鉄道の特別展…10月13日まで

鉄道 行政

富山県の高岡市立博物館は、2015年春に予定されている北陸新幹線延伸開業を記念した特別展「夢はこぶ“かがやき”-軌道117年のあゆみ-」を開催している。開催期間は10月13日までの予定。

現在の高岡市域に初めて鉄道が開業したのは1897年で、現在の城端線の一部が中越鉄道の路線として開業。翌1898年には現在の北陸本線にあたる官設北陸線が高岡に乗り入れた。現在はJR北陸本線・城端線・氷見線や路面電車の万葉線などが高岡市内を通っており、2015年春には北陸新幹線の新高岡駅も市内に開設される予定だ。

特別展は1897年の中越鉄道開業から現在に至るまでの117年にわたる高岡の鉄道の歴史をテーマにしており、北陸新幹線や北陸本線、城端線、氷見線、万葉線を紹介。同館が収蔵する鉄道関係資料などを中心に展示している。また、10月11日には講演会「高岡の交通史抄-古代北陸道から新幹線まで-」、8月16日と9月13日には学芸員による展示説明会が行われる。

高岡市立博物館は高岡古城公園内にあり、高岡駅から北東へ徒歩15分。開館時間は9~17時(入館は16時30分まで)。休館日は月曜だが月曜が休日になる場合は翌平日が休館となる。入館は無料。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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