商船三井は、米国ロングビーチとロサンゼルス各港湾局から、両港沿岸40マイル域内での減速航行実施率が高い船社として表彰を受けた。
両港は、沿岸部での環境保全を目的に、港から一定海域を航行する船舶の航海速度を12ノット以下に制限、船舶が排出する二酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物などの有害物質を抑制するプログラムを導入している。この取り組みでは毎年、年間実施率が高い船社を表彰している。
同港海域には、商船三井の自営コンテナターミナルTRAPAC(ロサンゼルス港)に寄港するコンテナ船や、自動車船、タンカー、バルカー延べ250隻が毎年入出港しており、この度、グループ一丸となってプログラムの遵守に努めてきたことが認められた。