トヨタ佐々木常務、14年の米国市場は「1630万台規模に」

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トヨタ・カローラ(米国仕様)
  • トヨタ・カローラ(米国仕様)
  • トヨタ・カムリ米国仕様
  • トヨタの佐々木卓夫常務(右)と小西工己常務

トヨタ自動車の佐々木卓夫常務役員は8月5日の決算発表会見で、2014年暦年の米国新車市場について「年初は1600万台程度と見ていたが、現時点の状況から1630万台くらいまで行くのだろう」と述べ、高水準の需要想定を示した。

佐々木常務によると足元の米国新車市場は、年率換算で6月が1700万台、7月が1650万台レベルになっているという。こうした状況から、トヨタの需要見込みも年初より上方に見直した。1630万台となれば前年を4%上回り、リーマン・ショック前の07年(1614万台)を上回る水準に回復する。

トヨタは14年の米国販売(レクサス含む)では前年比3%増の230万の計画を打ち出している。佐々木常務は「新モデルのハイランダーやカローラなどが好調に推移しており、カムリのマイナーチェンジも控えている。このレベル(230万台)はしっかり販売したい」と、計画必達で臨む構えだ。

《池原照雄》

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