東燃ゼネラル石油は、石油製品輸出マージンの低迷で2014年6月中間期の連結業績見通しの損益を下方修正した。
売上高は、販売数量は低調だったが、石油製品の卸価格を引き上げた影響などから、前回予想より134億円増となる1兆7134億円となった模様。
損益では、4-6月期の石油輸出マージンが想定より低調に推移したことや消費増税の影響などによって販売数量が想定を下回ったことから、収支トントンを予想していた営業損益が164億円の赤字となった。前回予想時は在庫評価益ゼロを想定していたが今回は在庫評価損35億円を含んでいる。
経常損益も10億円の赤字から175億円の赤字、当期損益が40億円の赤字から149億円の赤字にそれぞれ下方修正した。
通期業績見通しは中間決算公表時に発表する。