高齢女性が約600mひきずられバラバラに…トラック運転手を逮捕

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23日午前10時15分ごろ、愛知県小牧市内の県道で、自転車で道路を横断していたとみられる高齢女性がひき逃げされる事故が起きた。女性は約600mひきずられて即死。警察は後に65歳のトラック運転手の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

愛知県警・小牧署によると、現場は小牧市下小針中島3丁目付近で片側1車線。現場近くを通りかかった人から「路上に人の足首のようなものが落ちている」との通報が寄せられた。

これを受けた同署員が、路上へ約600mに渡って残る血痕と、路上へ散乱する遺体を確認。近くでは大破した自転車も発見された。警察では大型車が横断する自転車に衝突。そのままひきずって逃走したものと判断し、死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。

現場近くに設置された防犯カメラ映像を分析したところ、瀬戸市内に在住する65歳の男が運転する大型トラックが容疑に関与したものと判断。24日に自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

事故後、男は容疑車両を洗車して証拠隠滅を図った疑いがあるという。警察は死亡したのは現場近くに住む83歳の女性とみて身元特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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