日本自動車工業会は、二輪車安全運転啓発の一環として映像「原付スクーター Safety Riding!」を制作した。
原付(50ccクラス)乗車中の交通事故件数は減少しているものの、2012年のデータによると、事故運転者の約3割が運転免許取得から3年未満であるとの結果が出ている。
原付は、乗り方を学ぶ機会が新規取得時講習しかなく、簡単に学習できるコンテンツが少ないのが現状。今回制作した映像は、短時間で体系的に学べるよう1項目3分程度で視聴できる内容にした。
映像は10項目で構成し、原付乗車時の心構えや日常点検、混合交通での注意点なども紹介したもので、YouTubeや、自工会、日本二輪車普及安全協会ホームページなどで視聴できる。
自工会は映像を通じて、今後原付免許を取得する人や原付利用者に対して正しい乗り方を訴求することで、二輪車事故削減に結び付けていく方針だ。