【ツール・ド・フランス14】第14ステージ速報、ティンコフ・サクソのマイカが長距離逃げ切りでツール初優勝

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)が頂上ゴールを制してツール初優勝
  • ラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)が頂上ゴールを制してツール初優勝
  • 1級山岳ル・ロタレを先頭集団で通過するロドリゲス、マイカら

7月19日(土)第14ステージ:グルノーブル~リズール(177km)

最後の1級山岳リズールへの上りは、先頭集団に続いてメイン集団はアージェードゥーゼルがペースを上げて1分差で突入する。

先頭からはアタックが繰り返され、残り8kmでラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)が単独先頭に立つ。

メイン集団はこの上りで10数人に絞り込まれる中、残り4kmでマイヨジョーヌのビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)がアタック。これに反応できたのは、総合6位のジャンクリストフ・ペロー(アージェードゥーゼル)のみ。一方、総合2位のアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)は徐々に遅れていく。

序盤から逃げ続けていた先頭のマイカだが、追い上げる後続を振り切り、自身初のツールのステージ優勝を獲得。第10ステージでリタイアしたエースのアルベルト・コンタドールに勝利を捧げた。

ステージ2位は24秒差でニーバリ、3位は26秒差でペローが入った。

総合首位のニーバリは、2位のバルベルデとの差をちょうど1分広げて4分37秒差とし、楽々とマイヨジョーヌをキープした。

マイヨブランのロマン・バルデ(アージェードゥーゼル)は、ライバルのティボー・ピノ(FDJ)と同タイムでゴールし、ピノから16秒差でジャージと総合3位の座を守った。

山岳賞は、このステージで2つの山岳をトップ通過したホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)がマイヨブランアポアルージュを奪い返している。

マイヨベール(ポイント賞)は、変わらずペーター・サガン(キャノンデール)。敢闘賞はこの日も逃げに乗ったアレッサンドロ・デマルキ(キャノンデール)が、2日連続で受賞している。

通過順位
フィニッシュ(177km)1級山岳:リズール
1.ラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)20ポイント
2.ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)16
3.ジャンクリストフ・ペロー(アージェードゥーゼル)12
4.ティボー・ピノ(FDJ)8
5.ロマン・バルデ(アージェードゥーゼル)4
6.ティージェイ・バンガーデレン(BMCレーシング)2

《光石達哉@CycleStyle》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース