新関西国際空港は、関西国際空港、大阪国際空港の6月の運営概況を発表した。
関西空港は、航空機発着回数が前年同月比8%増の1万1447回と、14カ月連続で前年を上回り、6月として過去最高となった。
国際線が過去最高の夏季スケジュールとなり、供給量が増加したのに加え、国内線はLCC(格安航空会社)の新規就航や増便で増えた。
国際線は旅客便が好調で同11%増の7595回で9カ月連続プラスとなり、6月として過去最高だった。国内線も旅客便が好調で同2%増の3852回と2カ月ぶりに前年を上回った。
航空旅客数は同5%増の149万人と33カ月連続で前年を上回った。145万人を越えたのは13年ぶり。
国際線は同7%増の100万人で10カ月連続プラス、国内線が同2%増の49万人と33カ月連続で前年を上回った。国際線の外国人は同21%増の48万人と、6月として過去最高となった。
国際線の貨物取扱量は同9%増の5万5424トンと9カ月連続で前年を上回った。
一方、大阪空港は、航空機発着回数が同1%減の1万1232回と微減だった。旅客数は同4%増の115万人と、15カ月連続で前年を上回った。貨物取扱量は同2%増の9943トンだった。