三菱航空機 MRJ90、米イースタン航空からオプション含めて40機を受注

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三菱航空機は、米国のイースタン航空から次世代リージョナルジェット機『MRJ90』をオプションを含めて40機受注したと発表した。

受注の内訳は確定が20機、購入権が20機。MRJの運航経済性と客室快適性が高く評価され受注に結びついたとしている。三菱航空機とイースタン航空は、早期に正式契約を締結する予定。イースタン航空へのMRJの納入は、2019年から開始するとのこと。

現在のイースタン航空は、前身のイースタン航空の商標などを2009年に取得し、2012年に新会社「イースタン・エア・ラインズ・グループ」として出発した新航空会社。2014年1月に事業開始手続きをFAA(米連邦航空局)に申請した。イースタン航空はマイアミ国際空港を拠点に、中南米・カリブへの運航を準備中で、ボーイング737-800を機材として2015年前半から運航を開始する予定。

イースタン航空のエドワード・J・ウェーゲル社長兼CEOは「MRJの座席マイル当たりの運航コストは、130席クラスの航空機とほぼ同等。今後5年以内に導入する当社の2機種目として、MRJはイースタン航空の路線計画と運航ネットワーク強化に大きく貢献する」とコメントしている。

MRJはこれまでに、全日本空輸(ANA)から25機(確定15機、オプション10機)、トランス・ステーツ・ホールディングスから100機(確定50機、オプション50機)、スカイウェストから200機(確定100機、オプション100機)を受注している。

《レスポンス編集部》

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