ボーイング、今後20年間の新造民間航空機需要3万6770機と予想…LCC台頭で市場拡大

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ボーイング、今後20年間の新造民間航空機市場予測を公表
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ボーイングは、「2014年度最新市場予測」を発表した。予測では今後20年間での新造機の需要は機数ベースで3万6770機、金額ベースで5兆2000億ドルとし、昨年発表した市場予測よりも4.2%増加する見通し。

2014年~2033年までの20年間のクラス別デリバリー予測機数によると、リージョナル機が2490機、90~230席の単通路機が2万5680機、200~300席の小型ワイドボディ機が4520機、300~400席の中型ワイドボディ機が3460機、400席以上の大型ワイドボディ機が620機と予想する。

今回の全体予測が前回を上回った大きな要因は、単通路機市場の拡大がある。この市場はLCC(格安航空会社)の参入が相次ぎ、最も活発な動きをしながら最速で市場全体が拡大していくと予測する。

単通路機の新造機需要は2万5680機で、需要予測機数全体の約70%を占めてる。

ボーイング民間航空機部門でマーケティングを担当するランディ・ティンゼスバイス・プレジデントは「受注やデリバリーの機数を基にすると、ボーイングでは、単通路機市場の中心となるのは160席クラスと見込んでいる。運航における柔軟性や効率性を兼ね備えた、このクラスの航空機需要が高まることは確実で、次世代737-800型機や737MAX8は、収益拡大に向けた最大のビジネス機会を航空会社に提供する」としている。

今回の予測では、新造双通路機の需要は8600機と予測しており、787-8、787-9ドリームライナーに代表される200~300席クラスの小型ワイドボディ機が主流となると見ている。

また、市場のニーズが大型機から787-10型機や777Xといった効率性の高い双発機に移行する傾向は継続する見通し。
《レスポンス編集部》

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