ボーイングは、ニュージーランド航空と、ボーイングのエバレット工場で787-9ドリームライナー初号機のデリバリー式典を行った。
ニュージーランド航空はロールスロイスエンジン搭載の787-9型機を10機発注し、初号機には特別塗装を施し、今年10月からオークランド~パース路線、11月にはオークランド~東京、オークランド~上海路線にも導入する予定。
787-9型機は、標準型である787-8型機の機内快適性や環境性能を向上した機体で、同サイズ機と比較して消費燃料と排ガス量20%減を達成する。全長を6m長くして座席数を40席増加、航続距離も830km延長する。
航空会社26社が409機の787-9型機を発注し、787型機全体の発注数の40%を占めている。