GM、アルゼンチンに新工場建設…新型アルミ製エンジン生産へ

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アルゼンチン大統領と面会するGMのダン・アンマン社長(左)
  • アルゼンチン大統領と面会するGMのダン・アンマン社長(左)

米国の自動車最大手、GMは7月7日、アルゼンチンに新たなエンジン工場を建設すると発表した。

GMは新工場の建設に、2億7000万ドル(約270億円)を投資。グローバルモデルに搭載する新型アルミ製エンジンを組み立てる。

この新型アルミ製エンジンは、最新技術を導入。排出ガス性能は、欧州で2014年9月に導入されるユーロ6を満たす。

新工場は、アルゼンチン・サンタフェ州最大の都市、ロサリオに建設される。現時点では、工場の完成時期は公表されていないが、稼働当初は、年間9万基の生産能力を見込み、主に欧州市場へ出荷される予定。

GMのダン・アンマン社長は、「アルゼンチンへの投資の拡大は、アルゼンチン事業の成功にとって重要。新エンジン工場の建設は、この地域での将来の成長に向けたコミットメントを示すもの」と語っている。

《森脇稔》

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