低血糖で医師から運転自粛を告げられた男性、追突事故を起こす

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3日午後6時30分ごろ、大阪府大阪市東住吉区内の市道を走行していた乗用車が、信号待ちのクルマに追突する事故が起きた。この事故で被追突側の1人が軽傷を負った。追突側の運転者に低血糖による意識障害の可能性があり、調べを進めている。

大阪府警・東住吉署によると、現場は大阪市東住吉区今林3丁目付近で片側3車線の直線区間。乗用車は第1車線で信号待ちをしていた別の乗用車に追突。そのまま走り続け、約70m先で停止した。

この事故で被追突側のクルマを運転していた55歳の男性が頚部打撲の軽傷。追突側のクルマを運転していた49歳の男性は意識が朦朧とした状態だった。この男性にケガはなかった。

追突車を運転していた男性は低血糖障害の症状があり、医師から運転の自粛を告げられていた。聴取に対しては「雨だったので運転した」などと供述しているようだ。警察では自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)容疑で引き続き事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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