トレーラーが車線規制を無視、トラックに追突

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2日午前10時30分ごろ、石川県かほく市内の自動車専用道(のと里山海道)で、道路の補修工事のために第1車線で停車していた作業用トラックに対し、後ろから進行してきた大型トレーラーが追突する事故が起きた。この事故で4人が死傷している。

石川県警・津幡署によると、現場はかほく市高松付近で片側2車線の直線区間。事故当時は道路上のラインを塗り直す補修工事が行われており、作業用のトラックは車線規制を行ったうえで第1車線に停車していたが、後ろから進行してきた大型トレーラーが追突。追突によって作業用トラックが押し出され、近くにいた警備員や作業員に衝突した。

この事故で45歳の男性警備員と、30歳の男性作業員が全身強打でまもなく死亡。作業用トラックに乗っていた別の男性作業員と、追突側のトレーラーを運転していた大阪府大阪市内に在住する59歳の男性が打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

現場は見通しの良い直線区間。トレーラーは車線変更せずに突っ込んだものとみられており、警察は運転者の回復を待って事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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