韓国の家電メーカー大手LGは、インド市場におけるリーダー的ポジションを強化し、自国からの輸出を増加させるため、インドに特化した家電商品の開発、販売を計画しているとエコノミックタイムスが報じた。
LGエレクトロニクスのダニエル・シン副社長は「成長を続けるインド市場は我々にとって非常に重要なものである」とし、これから販売する商品の一例として浄水器、乾燥機能付き洗濯機、最大7時間の停電に対応する冷蔵庫を挙げた。
これらは今年後半から来年前半にかけて発売予定。
韓国では既に、外出先でも携帯電話から自宅の家電をコントロールできるシステムができており、インドでも時期は不明だが将来的にそのような商品が発売されることになると見られている。
昨年のLGのインド家電市場におけるシェア率は36%に昇ったが、過去15年間に渡ってインド国内で商品の製造を行ってきた実績を生かし、さらにインドから他国への輸出にも力を入れたいと同社では考えている。