スズキのインド新車販売、33.5%増…2か月連続で増加 6月

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マルチスズキのディザイア
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インド新車市場(乗用車)でトップシェアを誇るスズキのインド子会社、マルチスズキは7月1日、6月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、11万2773台。前年同月比は33.5%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

11万2773台の販売台数の内訳は、インド国内が10万0964台。前年同月比は31.1%増と、2か月連続のプラス。輸出は1万1809台で、前年同月比は58.4%増と、3か月連続で増加する。

車種別では、主力のサブセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『Aスター』などが、合計で8万6223台を販売。前年同月比は32.3%増と、2か月連続で増加。2012年2月に発売したスイフトの4ドアセダン、『ディザイア』も、27.4%増の1万5990台と、2か月連続のプラス。

バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が9738台を販売。前年同月比は42.5%増と、2か月連続で増加した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、新型コンパクトMPVの『エルティガ』を2012年4月に投入。6月はセグメント合計で5003台を販売。前年同月比は0.1%増と、2か月連続で増加する。

マルチスズキの2013年度(2013年4月から2014年 3月)までの新車販売(輸出を含む)は、115万5041台。前年比は、1.4%のマイナスだった。インドでは2014年5月、モディ新政権が発足。同政権の経済政策への期待感から、消費者の新車購入意欲が回復したと見られている。

《森脇稔》

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