フェラーリ・ジャパン正規ディーラーである“ROSSO SCUDERIA”が6月28日に東京六本木にオープンする、ROSSO SCUDERIA六本木ショールームは、アジア最大のフェラーリブランドのみのショールームだ。
本年5月に着任した、フェラーリ・ジャパン代表取締役社長のリノ・デパオリ氏は、「私はフェラーリに勤めて、3つのリージョンで仕事をしてきた。その間、35以上のショールームのオープニングやイノベーションのプロジェクトに携わって来たが、このショールームは本当にスペシャルでユニークなものだ」と話す。
具体的には、「アジアで一番大きなフェラーリブランドのみを扱っているショールームというだけではなく、5階建てのショールームであることや、また、建物が、青空に浮かぶ雲にインスピレーションを受けて、デザインされているからである」と説明。
そして、「我々のユーザーが、フェラーリを購入する、その夢が叶えられる場所が、東京の中心にあるランドマークとなるショールームとして完成したということは喜ばしいことだ」とコメント。
このショールーム2階には、新車と共にパーソナライゼーション・スペースやカスタマーラウンジが設置される。今回一部報道陣向けに公開された際には、『458スパイダー』のテーラーメイドが展示された。「これは“武士道、サムライスピリット、Man of Soul”をコンセプトにテーラーメイドされたもので、我々のパーソナライゼーションプログラムの頂点を表している」と述べ、パーソナライゼーションをこれまで以上にアピールしていくとする。
また、デパリオシ氏は、「3階にはフェラーリアプルーブドプログラム、フェラーリ認定中古車のスペースを用意。この認定中古車はフェラーリの非常に厳しい190ものインスペクションを経て販売する、素晴らしいクオリティの認定中古車だ」と述べ、ロッソ・スクーデリアゼネラルマネージャーの鈴木勉氏は、「新車と中古車との販売割合はほぼ半々を想定」とし、新車だけでなく、認定中古車にもより力を入れていくことを語った。