セーレンは6月24日、100%子会社のSeiren U.S.A.との共同出資で、メキシコに自動車内装材の新会社を7月中旬に設立すると発表した。
セーレンは、自動車内装材事業におけるグローバル拠点として、現在、日本、アメリカ、中国、タイ、ブラジル、インド、インドネシアの世界7か国において生産拠点を、世界8地域において企画・開発拠点を持ち、世界最適供給体制を構築してきた。
今回メキシコにおいて新会社を設立することにより、日系完成車メーカーのメキシコ増産への対応、ならびに北米市場における差別化商品投入による競争力強化を図る。
将来的には、FTA先進国であるメキシコの利点を生かしたアメリカ、中南米、EUへの輸出拠点として、同社車輌資材事業のさらなるグローバル展開につなげていく。