国立天文台岡山天体物理観測所は、188cm反射望遠鏡の主鏡の蒸着(メッキ)作業が完了したと発表した。
同観測所では、6月9日から188cm反射望遠鏡の主鏡のメッキ作業を開始。今回、無事作業を完了し、新しいアルミニウム膜に覆われた鏡は再び望遠鏡に取り付けられた。
今後、光学部・機械部の調整の後、共同利用観測を7月22日から開始する予定。
同観測所では、他機関の望遠鏡の鏡も受け入れて蒸着作業を行っている。188cm反射鏡に引き続き、広島大学東広島天文台かなた望遠鏡1.5m鏡、宇宙科学研究所1.3m望遠鏡反射鏡の蒸着作業も完了し、それぞれの施設に戻した。