ヒュンダイ ソナタ 新型、米国で「エコ」グレード…1.6ターボにダウンサイズ

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新型ヒュンダイ ソナタ の「ソナタ・エコ」
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韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)の米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは6月19日、米国向けの新型『ソナタ』に、「ソナタ・エコ」グレードを設定すると発表した。

新型ソナタは2014年4月、ニューヨークモーターショー14でワールドプレミア。新型は7世代目モデルで、ヒュンダイのグローバル主力中型セダン。とくに米国市場では、トヨタ『カムリ』、ホンダ『アコード』、日産『アルティマ』(日本名:新型『ティアナ』)などと競合する。

米国仕様のパワートレインは、ガソリン2種類。直噴2.4リットル直列4気筒「GDI」は、最大出力185ps、最大トルク24.2kgmを引き出す。最上級グレード用の直噴2.0リットル直列4気筒「GDI」ターボは、最大出力245ps、最大トルク36kgmを発生。全車がトランスミッションは、6速ATを組み合わせる。

今回、ヒュンダイモーターアメリカは、新型ソナタの米国仕様に、ソナタ・エコを追加設定。既存の2.4/2.0リットル車に対して、エンジンの排気量を縮小し、燃費性能を追求した。

ソナタ・エコの搭載エンジンは、1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ。最大出力177ps、最大トルク27kgmを発生する。トランスミッションには、新開発の7速デュアルクラッチを初採用。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地28マイル/ガロン(約11.9km/リットル)、高速38マイル/ガロン(約16.2km/リットル)、複合モード32マイル/ガロン(約13.6km/リットル)。ヒュンダイモーターアメリカは、「複合モード燃費は、ハイブリッド以外ではクラストップ。2.4リットル比で燃費は10%以上向上」と説明している。

《森脇稔》

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