ルノー・ジャポンが6月27日より発売する、マイナーチェンジした『メガーヌルノー・スポール(RS)』、『エステートGT220』と、新たに追加される『ハッチバックGT220』は、いずれもルノー・スポールが手掛けるクルマたちだ。
ルノー・ジャポンマーケティング部チーフプロダクトマネージャーのフレデリック・ブレンさんは、ルノー・スポール社(正式名称はルノー・スポールテクノロジーズ社)について、「2002年に、ルノーのビジネスユニットとして設立。自社のクルマの開発や、ディエップ工場での生産、また車両販売を行っている。さらにはフォーミュラーカーやラリーカーの開発、そしてカスタマーイベントも主催している」と紹介。
今回導入するGT220やRSは、「ルノー・スポールが関与している市販車で、RSはハイエンドのモデルだ」という。
具体的には、GT Line、GT、RSの3つのラインナップがあり、それぞれのレベルは、「ベーシックとなるGT Lineは、サスペンションのダンパー変更程度で基本的にはコスメティックがメインのモデル。GTは、足回りや、パワーステアリングのセッティングを変更したり、場合によってはエンジンのチューニングが行われる。そしてRSは、エンジン、シャシー、ブレーキなど全てにおいて、手が加えられる」と説明。RSの現在のラインナップはメガーヌとルーテシア(本国名クリオ)がある。
ブレンさんは、2013年の世界のルノー・スポールの販売状況について、「全世界で3万5000台強を販売。そのうちRSは8457台。日本は801台と、ドイツやスイスを抑えて2位を記録した(1位はフランスで2778台)」と、日本における、RSモデルの販売が好調であることを語った。