3日午後11時5分ごろ、三重県亀山市内の新名神高速道路上り線で、渋滞中の車列に対して後ろから進行してきた大型トラックが追突する事故が起きた。この事故で追突側トラックの運転者が死亡。車列最後部のトラック運転者も軽傷を負っている。
三重県警・高速隊によると、現場は亀山市両尾町付近で片側2車線の直線区間。事故当時は集中工事の影響で渋滞が発生してノロノロ状態となっていたが、後ろから進行してきた大型トラックはほとんど減速しないまま、車列最後部にいた別の大型トラックに追突した。
この事故で追突側のトラックは運転席部分が大破し、運転していた大阪府大阪市内に在住する58歳の男性が全身を強打して死亡。被追突側トラックを運転していた高知県高知市内に在住する58歳の男性も打撲などの軽傷を負っている。
警察では追突側トラックの前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。