米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペル。経営再建に取り組む同社が、新型車を積極的に投入する計画を打ち出した。
これは6月4日、オペルが2022年までの中期経営計画「ドライブ・オペル2022」のアップデートを発表すると同時に、明らかにしたもの。同社は、「2018年までに、27のニューモデルを発売する」と公表している。
積極的に新型車を投入する理由は、欧州市場でのシェア向上にある。2022年までに、オペルとボクスフォール(英国)は、欧州市場で8%のシェアを獲得する目標を掲げており、新型車が目標達成に重要な役割を担う。
現時点では、これら27のニューモデルの内容は公表されていない。なお、オペルは同時に、2018年までに、17の新エンジンを投入することも宣言した。
オペルのカール-トーマス・ノイマンCEOは、「すでにオペルは、ドライブ・オペル2022計画の実行に備えてきた。GMの完全なバックアップを得ている」と述べている。