華人が多い州として知られるペナン州のブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)人口が来年には69万人を突破し、人口増加が低迷している華人の人口を抜く見通しだ。リム・グアンエン州首相が州議会で明らかにした。中国報が報じた。
現時点でのペナン州の人口は154万2900人。華人人口は68万6300人で、ブミプトラ人口(68万1000人)をわずかに上回っている。インド系は16万4200人。華人に比べるとインド系は増加率が高いが、ブミプトラはさらに高い増加率となっている。2015年の予想はブミプトラが69万2,400人で、華人(68万9600人)を上回る。この後は更にブミプトラと華人の差が開き、2020年にはブミプトラが74万9900人と、華人を4万人近く上回るとみられる。