マツダの米国法人、北米マツダは6月3日、5月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、5月としては過去18年間で最高の2万9731台。前年同月比は22.5%増と、3か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、1万0682台を販売。新型投入により、前年同月比は19.6%増と、3か月連続で前年実績を上回った。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)も、63.6%増の1294台と、3か月連続の前年実績超え。
2013年1月に新型が発売された『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、5461台を販売。前年同月比は38.5%増と2か月連続で増加した。『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、871台。前年同月比は5.3%増と、プラスに転じた。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が、9291台を販売。前年同月比は30.3%増と、4か月連続で前年実績を上回った。しかし、2013年に大幅改良を受けた『CX-9』は1602台にとどまり、前年同月比は18.8%減と2桁のマイナスが続く。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が530台を販売。前年同月比は21.1%減と、2か月連続で減少。
マツダの2014年1-5月米国新車販売は、前年同期比6.4%増の13万0223台。北米マツダのロン・ステトナー営業担当副社長は、「消費者の購買意欲は旺盛で、販売店への客足も良好」とコメントしている。