インターシル、車載アラウンドビューシステム向けビデオデコーダを発表

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インターシル・4チャネルアナログビデオデコーダ TW9966
  • インターシル・4チャネルアナログビデオデコーダ TW9966

米インターシル社は、車載アラウンドビューシステム向けに、アナログビデオエンコーダを内蔵した4チャネルアナログビデオデコーダ「TW9966」を発表した。

アラウンドビューモニタは、4台のカメラから伝送されるビデオ画像を処理し、4つの画像を単一の鳥瞰映像に合成し、車両の上方に設置したカメラで撮影したかのような画像を提供。これによりドライバーは、周囲の対象物に対するクルマの相対的な位置を、視覚的に把握することができる。

TW9966は、10ビットADC内蔵の4つの高品質NTSC/PALアナログビデオデコーダを搭載。4つの画像をアラウンドビュー表示用に合成するプロセッサに伝送し、合成したビデオ画像をアナログコンポジット信号としてディスプレイに出力する。

各種機能をすべてシングルチップ上に集積するほか、各チャネル入力にアナログ・アンチエイリアス・フィルタを内蔵し、部品点数を削減。高集積化により、システム設計の簡素化と、実装面積の最小化による基板スペースの有効利用を可能にする。

供給単価は5米ドル(約513円)。

《纐纈敏也@DAYS》

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