キャタピラージャパンは、国内で初めてオフロード法2014年基準をクリア(届出準備中)する環境性能を備えた11トンクラスの油圧ショベルを、新たに「Fシリーズ」として6月30日より発売する。
今回発売する「Cat 311F L RR 汎用小旋回型油圧ショベル(バケット容量0.5立方米、運転質量12.0ン)」は、「Cat 311D RR 汎用小旋回型油圧ショベル」のフルモデルチェンジ機で、産廃・リサイクル、道路工事、土地造成、解体等の現場で幅広く活躍する。
従来機に比べ、燃料消費量を約20%低減。また、標準バケットの容量アップ等により燃料生産性も向上している。さらに、先進の排出ガスクリーン化技術により、尿素SCRシステムを採用することなく、オフロード法2014年基準をクリアする環境性能を備える。
このほか、リアビューカメラとライトサイドミラー/キャブミラーを標準装備。リアビューカメラの映像は、キャブ内のフルグラフィックカラーモニタに映し出すことができるなど、安全性やオペレータ環境も高めた。
価格は1166万円(販売標準仕様、工場裸渡し、税別)。