来年4月の導入が決定している物品・サービス税(GST)の課税対象品目のリストが来年初めに発表される見通しだ。
税関は現在、国内取引協同組合消費者行政省との間でリストの作成に向け協議中だ。リストの名称は「ショッパーズ・ガイド」で、消費者にとり、GST導入で物価がどのように変化するかを解りやすく説明した内容となるという。
税関によると、GSTの導入により現行の税制度で「隠れて」支払っていた税金を支払う必要がなくなり、商品の価格設定の透明性がより向上し、価格が安定すると期待されている。また、低所得者への負担も軽減されるという。
公共交通機関や医療、住宅、教育などのセクターはGST対象外となる。
(ザ・スター、マレーシアン・インサイダー、5月29日)