クラリオンは、トラック、路線バス向けの安全走行支援システムの新製品「サラウンドアイ」および、フルモデルチェンジした安全確認カメラシステムを、6月中旬から順次発売する。
サラウンドアイは、車体に取り付ける複数のカメラ映像をクラリオン独自の画像処理技術によるキャリブレーションで高精度な合成画像として表示。ドライバーが不安を感じる車周辺に対するストレスを低減し、安全・安心な運転をサポートする。
ラインアップは「2カメラシステム」「2+2カメラシステム」「4カメラシステム」の3種。2カメラシステムは、全長10メートル、全幅2.4メートル以下の中型サイズまでのトラック用で、主に運転席から死角となる左後方の安全確認を補完する。2+2カメラシステムは、さらに2個の狭角カメラを追加することで車両後方をより的確に把握する。4カメラシステムは路線バス用で、車両回り360度の俯瞰表示ができる。
価格は2カメラシステムが20万4120円、2+2カメラシステムが25万8120円、4カメラシステムが27万9720円。
一方、フルモデルチェンジする安全確認カメラシステムは、トラック、バスなどの業務用車両向けのCVバックカメラ「CC-6500A」「CC-6600A」、7型ワイドLCD画面モニター「CJ-7600A」の3種。
CC-6500AおよびCC-6600Aは、ボディには従来同様過酷な環境に耐えうる高品質アルミダイキャスト素材を使用、中継ケーブルコネクタも小型化し、性能向上しながらも従来機種に比べ40%以上の軽量化を達成。また低歪、低ゴーストの最新設計レンズの採用でメリハリのあるリアルな画像を実現する。
シャッター付きモデルのCC-6500Aは、シャッターの形状を本体の曲面に合わせることでスペースの縮小化を図るとともに、開閉トルクについても当社従来規定以上の連続耐久試験をクリアするなど耐久性の向上を図った。
価格はCC6500Aが5万4000円、CC6600Aが4万3200円、CJ-7600Aが4万4280円。