NTN、EBWドライブシャフトを開発

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NTNは、等速ジョイント用インボード外輪における製造方法に電子ビーム溶接を採用した「EBWドライブシャフト」を開発したと発表した。

自動車メーカーは多様化する市場ニーズに対応するため、新型車の開発期間(開発リードタイム)の短縮を進めている。自動車を構成するあらゆる部品にも開発リードタイムの短縮が求められ、NTNが軽自動車からSUV まで多様な車種に供給するドライブシャフトも同様だ。

今回開発したEBWドライブシャフトは、従来は車種ごとに専用設計・製造していたインボード外輪を、サイズごとに共通化して標準品としたカップ部と、車種に合わせて個別設計したステム(軸)部を電子ビーム溶接で接合して製造することで、信頼性の高いドライブシャフトを短い開発リードタイムで提供する。

電子ビーム溶接は、真空中でフィラメントを加熱し、放出された電子を高電圧で加速させ、収束させたビームを物体に衝突させ溶接を行うもので、技術短時間かつ高精度な接合が可能。同社として等速ジョイントの製造に初めて採用した。

同社は、新生産方式を採用した本開発品をグローバルに市場展開していくという。販売目標は2016年度で15億円を見込んでいる。
《嶽宮 三郎》

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