ナジブ・ラザク首相は22日、訪問先の東京で、マレーシアや日本など12カ国が参加している環太平洋経済連携協定(TPP)交渉について、妥結に向け前向きな考えを示す一方で、期限を設定しているわけではないと述べた。
ナジブ首相はTPP交渉では複雑な問題があるため現実的且つ実際的なアプローチをとる必要があると指摘。先にシンガポールで開かれた閣僚会合では進展はあったが、大きな進展ではなかったと言明した。
TPP交渉に参加しているのは、日本、豪州、ブルネイ、カナダ、チリ、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、米国、ベトナムの12カ国。