アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国際空港は5月21日、第3ターミナルの乗り継ぎ専用保安検査場のリニューアルを終え、運用を開始した。
最新鋭のX線検査装置16台を新たに導入することで、検査手続きの混雑緩和が期待される。アブダビ空港会社のアフマド・アル=ハッダイ最高執行責任者(COO)は乗り継ぎ時間の短縮で免税店でのショッピングがより楽しめるとしている。
検査場のリニューアルは空港容量拡大計画(CEP)の一部。現在の年間旅客数1650万人から1800万人超えを目指している。なお、2017年7月開業予定の新ターミナル(ミッドフィールド・ターミナル・コンプレックス)の建設は急ピッチで進んでいるとアフマド・アル=ハッダイCOOは明かした。