5月21日、BMWジャパンはミドルクラスの新型4ドアクーペ『4シリーズ グランクーペ』を発表。6月21日より全国のBMW正規ディーラーで発売を開始。価格は516万円からとなっている。
2014年1~3月の国内販売が前年比27%増となったBMW。今後は新型モデルの投入と販売力強化に注力することでその成長を続けていきたい考えだ。
今回投入する4シリーズ グランクーペは、BMWにとって初のミドルクラスの4ドアクーペモデル。BMWは『3シリーズ』、『4シリーズ』のラインナップを充実させることでプレミアムミドルクラスにおいてそのプレゼンスをより盤石にするという。
BMWジャパン代表取締役社長のアラン・ハリス氏は「3シリーズ、4シリーズが充実し、ミドルクラスのラインナップを強化することができた。2014年はBMWグループとしては過去前例のない10車種以上の新型車投入を予定しており、製品攻勢は今後も続けていく。商品だけでなく販売にも力を入れ、2014年も引き続き2桁の成長を達成できると考えている」と鼻息は荒い。
今回投入する4シリーズ グラン クーペについてハリス社長は「BMWはプレミアムミドルクラスにおけるマーケットリーダーであり、4シリーズ グランクーペはこれまでBMWに乗ったことのない新たな顧客をBMWへと導いてくれるモデル」と期待する。
『2シリーズ』や『i3』、新型『MINIハッチバック』などを投入し、今後もさらに新型車投入を加速させるBMW。様々なモデルをラインナップすることで多様化するカスタマーのニーズに応え、競争激化のマーケットを勝ち抜いていけるか。アラン・ハリス氏の手腕に注目だ。