フォード マスタング 新型、米国受注開始…2万4425ドルから

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新型フォード マスタング
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米国の自動車大手、フォードモーターは5月20日、米国市場において、新型フォード『マスタング』(クーペボディ)の受注を開始した。

先代よりも、いっそうスポーティになった外観は、新型の大きな特徴。デザインを一新しながらも、ロングノーズ&ショートデッキといったマスタングの伝統を受け継ぐことで、ひと目でマスタングと分かるルックスを実現した。なお、ボディタイプは引き続き、クーペとコンバーチブルの2タイプ。

搭載エンジンはガソリン3種類。中でも注目は、直噴2.3リットル直列4気筒ガソリンターボ「エコブースト」の設定だ。マスタングといえば、大排気量のV8やV6のイメージが強い。しかし、新型は欧州に初投入されることもあり、2.3リットル直4ターボというダウンサイジングユニットを用意する。

この2.3「エコブースト」は、最大出力305ps以上、最大トルク41.5kgm以上を発生。自然吸気の3.7リットルV型6気筒ガソリンの最大出力300ps、最大トルク41.5kgmを上回るスペックを発揮する。もちろん、ダウンサイジングユニットならではの燃費の良さも併せ持つ。

5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、バルブトレインやシリンダーヘッドを中心に改良を受けており、最大出力420ps以上、最大トルク54kgm以上を引き出す。新開発のインテークマニホールドが低速域での吸気性能を向上。燃費やアイドリングの安定性、排出ガスの低減に効果を発揮する。

5月20日、フォードモーターは米国市場で、新型マスタング(クーペボディ)の受注をスタート。納車は今秋、始まる予定だ。最も価格が安い3.7リットルV6搭載車の現地ベース価格は、2万4425ドル(約248万円)と公表されている。

《森脇稔》

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