ジェイテクトは、5月21日から23日の3日間パシフィコ横浜で開催される、「人とくるまのテクノロジー展」に出展すると発表した。
今回の展示は、学会受賞技術に加え、世界中の自動車メーカーから採用される製品を展示し、ジェイテクトグループの「ナンバーワン」、「オンリーワン」技術を紹介する。
今回出展する「ラックパラレルタイプ電動パワーステアリング(RP-EPS)」は、高級車、大型車向けの高出力電動パワーステアリングシステム。ラックバーに並列するモーターと減速機ハウジングは世界最小クラスで、システムの小型化・軽量化によって車両搭載性の向上を図った。長年培ってきたトライボロジーのノウハウを駆使することで、操舵時の摩擦を低減、スムーズで快適な操舵を実現する。
また、「第3世代円すいころ軸受ハブユニット」はピックアップトラック、大型SUV向けハブユニット。シール設計の最適化と、同社独自の低トルク技術である「LFT(ロー・フリクション・トルク)」の採用で、従来と比べて、ひきずりトルクを50%削減した。内輪と軸の一体化した第3世代で、従来品に対し軸強度20倍を実現すると同時に、車1台当たり600グラム軽量化した。