【人とくるまのテクノロジー14】ランクセス、「テペックス」成形品がサンワトレーディングのブースに出展

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ランクセスは、5月21日から23日までパシフィコ横浜で開催される自動車技術専門展「人とくるまのテクノロジー展2014」のサンワトレーディングのブースに、「テペックス」成形品が展示されると発表した。

「テペックス」は、カーボン繊維やガラス繊維に熱可塑性樹脂を完全含浸させた、軽量で高強度の先端複合材料。ランクセスの軽量化ソリューションの1つとして、欧米では自動車の構造部品として、フロントエンド、シートシェルなどに使用されるほか、スマートフォンやスポーツ用品などの量産品にも採用されている。

成形サイクルは15~60秒で、強化繊維と熱可塑性樹脂により、高い機械特性も備え、スチール材料と比べて50%を超える軽量化が可能。これにより、車の燃費の向上とCO2排出量の低減に寄与する。

「テペックス」は、ランクセスグループ傘下にあるボンドラミネーツの主力ブランドで、日本では、サンワトレーディングが販売代理店となっている。

《レスポンス編集部》

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