世界的な酒造メーカーDiageoのスコッチウィスキーがインド市場での売上を伸ばしている。エコノミックタイムスが報じた。
同社の代表的なスコッチ、ジョニーウォーカーは「Keep Walking」のキャッチコピーで知られているが、インド国内メーカーのスコッチ売上高成長率が1ケタ台に落ち込んでいるのに対し、2ケタ台の伸び率を見せている。
2013年のスコッチ売上高は前年比9%にあたる280万ケース増加となっているが、ジョニーウォーカー・ブラックラベルのみでは同じ期間で25%の増加しており、高級スコッチの分野で突出している。
一方ライバル社のPernod Ricardが販売しているシーバスリーガル12年は12%の伸び率となっている。
Diageoの好調はインド最大の蒸留酒製造メーカー、United Spirits(USL)の株式28.78%を獲得したことが大きい。