エアインディアの客室乗務員が12日、インド民間航空管理局(GDCA)の定めた体重制限のガイドラインに対して、非常識で差別的であると反発を示した。エコノミックタイムスが報じた。
先週GDCAが発表したガイドラインでは、インド国内線および国際線の客室乗務員はBMI値その他の健康状態について基準を満たさねばならず、BMI値がそれを超えた場合には乗務の保留を宣告されるとしている。
これは乗客の安全を守るためで、健康な乗務員のみが緊急の任務を遂行できるとDGCA側は説明しているが、エアインディアの客室乗務員のうち少なくとも600名以上がこの規定によって打撃を受けるため乗務員組合側は反発を強めているという。