アメリカ農業省が、インドにおける今期の砂糖の生産量は、インド製糖業者協会(ISMA)の予測した2830万トンを下回る2480万トンになると発表した。エコノミックタイムスが報じた。
昨年10月から今年9月までの生産シーズンにおいて、今年の4月15日までの時点で既にインドでは2315万トンの砂糖が生産されている。
インドは世界第二位の砂糖生産国であり、消費においては世界一位であるが、サトウキビの生産量が増加していることと、モンスーンによる被害からの復旧率が上がっていることから、生産量の増加が期待されている。
ただし、マハーラーシュトラ州やウッタル・プラデーシュ州といった主要な州での生産量が落ちていることから、昨年の2510万トンには届かないとの予想だ。