マツダ山崎芳樹元社長お別れの会に900人

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マツダは5月12日、3月10日に99歳で亡くなった山崎芳樹元社長の「お別れの会」を広島市内のホテルで開いた。

山崎氏は1938年に広島高等工業学校を卒業後、マツダの前身である東洋工業に入社。生産技術畑を一貫して歩み、65年に取締役、73年常務、75年専務を経て、77年に社長に就任。当時、松田家出身者以外の初の社長として話題となった。

特に生産技術の開発、生産の合理化やコストダウンに努め、専務時代には全部門を統括して新生産方式に着手。現場・現物主義で自ら各製造現場を回りながら改善を進め、マツダの生産性向上に大きく貢献した。社長時代の82年には防府工場を建設。その工場は山崎氏が推進した新生産方式の集大成だった。

また、80年には歴史に残る大ヒット車5代目『ファミリア』を世に出したことでも知られる。一方、サッカーをこよなく愛し、東洋工業蹴球部を創設。自ら選手、監督として活躍し、のちのサンフレッチェ広島プロ化を支援した。広島のスポーツ振興にも大きく貢献した。

お別れの会には、ホンダの池史彦会長、スズキの鈴木修会長兼社長、トヨタ自動車の渡辺捷昭相談役、日産自動車の小枝至元副社長ら自動車業界をはじめ、地元広島の政財界などから約900人が参列。会場に飾られたパネルを見ながら故人を偲んだ。
《山田清志》

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