三井不動産は8日、「三井アウトレットパーク クアラルンプール新国際空港(KLIA)」(仮称)を着工したと発表した。
KLIA敷地内における開発は、マレーシア首都圏初のアウトレットモール。三井不動産にとっても東南アジアにおける初のアウトレットモール事業となる。第1期開発では店舗面積は約2万5000平方メートルで、店舗数は約260店。2015年初頭に竣工、開業を予定している。空港ターミナルビルとアウトレットモールを結ぶシャトルバスの他、モール内にチェックインカウンターやフライト運行掲示板を設置するなど、利便性を向上させることでより一層の集客を図る予定だ。
空港運営会社、マレーシア・エアポーツ(MAHB)と合弁企業、MFMAデベロップメントが事業主体となる。出資比率は三井不動産が70%、MAHBが30%となっている。