クアラルンプール新国際空港でエアロポリス開発を推進

空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)はクアラルンプール新国際空港(KLIA)から6キロメートルほど離れた地区で、エアポート・シティ「KLIAエアロポリス」の開発を進めている。

エマージング・マーケット 東南アジア

空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)はクアラルンプール新国際空港(KLIA)から6キロメートルほど離れた地区で、エアポート・シティ「KLIAエアロポリス」の開発を進めている。

「KLIAエアロポリス」の面積は8966ヘクタールで、そのうち2428ヘクタールあまりが既に開発された。未開発の部分はアブラヤシ農園となっている。「KLIAエアロポリス」では貨物・ロジスティクスのハブや商業地区、テーマパークが開発される。テーマパークには1000ヘクタールが割り当てられる予定。企業等の会議・報奨・研修旅行・国際会議・見本市・展示会(MICE)向けの施設、ホテル、グリーン観光ゾーン、自然保護区も整備される。向こう5-10年間での完成を予定している。完成後はMAHBの空港運営以外の事業の売り上げ・純利益の、全体の売り上げ・純利益への貢献度が現在の50%から、60-70%に拡大すると見込まれている。

2013年決算で、MAHBの売り上げは40億9000万リンギで、純利益は3億8893万リンギだった。MAHBは国内外で39カ所の空港を運営している。

千田真理子

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