日本橋三越と光岡自動車がコラボレーションした限定車、『ビュートミヤビ』が発売され、5月3日から6日まで日本橋三越本館1階南口に展示される。
開発のきっかけについて、三越伊勢丹ソリューション統括部新規ソリューション開発担当マネージャーの草道敏也氏は、「三越は以前から、日本の職人の技などをフィーチャーしてきている。また、今回ファッションの百貨店から、カルチャーリゾート百貨店と大きく変化しようとしている。これまでのファッションであれば、フェラーリやポルシェなどであるのに対し、カルチャーリゾート百貨店を目指すのであれば、職人が手作りで、1台1台丁寧に作るクルマをフィーチャーして何か出来ないか」と考え、光岡に声をかけた。
ビュートを選んだ理由について草道氏は、「流行に左右されない、変わらぬフォルムが良いと思った。ファッションではなく長く乗ってもらいたいのだ」とし、「ユーザーのイメージは、自分のクルマを何台も乗り継いだ、ある程度お年を召されて夫婦。二人でどこかへ出かける、あるいは、孫とどこかに出かけるような、そういう方々に乗ってもらえたらいいなと思っている」とコメント。
「“雅(ミヤビ)”は、上品、風流、洗練されたなどの意味があるので、今回のカルチャーリゾート、我々の求めるところと同じようなコンセプト。そこでぜひ、そのイメージの高級なクルマを作りたいと考え、最高バージョンのクルマを(光岡に)作ってもらった」と語った。