【メルセデスベンツ G 63 AMG 6×6 発売】SUVのブランドアイコンとして導入

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メルセデスベンツ・G 63 AMG 6×6
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メルセデス・ベンツ日本は、『G 63 AMG 6×6』を8月31日までの期間限定で注文を受け付けると発表。2014年の生産枠のうち5台を確保しているという。

2013年の日本での『Gクラス』の販売が前年の2倍近く好調だったことから、アジア地域では日本のみ発売が可能となったのがこのG 63 AMG 6×6だ。

メルセデス・ベンツ日本商品企画・マーケティング部商品企画2課マネージャーの廣澤臣哉さんによると、好調の要因として、2013年のファイスリフトを挙げ、また、それ以降も「2013年9月に右ハンドルのBlueTEC(ディーゼルエンジン)を搭載した『G 350 BlueTEC』を導入。1000万円を切る価格ということもあり、非常に市場で好評で、14年も好調に推移している」とアピール。

その結果、「本国も日本市場を重要視しており、毎年必ず本社から、日本での導入提案や企画提案のために来日する」と述べ、その際にこのG 63 AMG 6×6の提案もあったとした。

G63 AMG 6×6について廣澤さんは、「こういったクルマを購入するユーザーは、出来るだけ早く欲しいという要望が多いので、本社と交渉して2014年に5台を確保。飛行機で運び、なるべく早く日本のユーザーに届けようとしており、そのため、5台が約束できる最大値だった」と台数の理由を説明。

仮に5台以上注文があった場合には、「その都度本社と交渉し、年内には難しいかもしれないが、15年の生産枠から少しでも押さえて、日本のユーザーになるべく多くこのクルマを届けたい」と話す。

また、G 63 AMG 6×6を日本市場に導入する意味について、「最近SUV市場が盛り上がっており、我々も4車型持っている。しかし、販売台数だけを見ると競合他インポーターと比較し、若干ビハインドなところがある」と分析。そこで、「G 63 AMG 6×6をブランドアイコンとして位置づけ、この技術が、どのメルセデスのSUVにも流れていることを市場にアピールしたい。そこから、このクルマを“The Off-Road Monster of Mercedes-Benz”と、“of G Class”ではなく、“Mercedes”としたのだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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