チェンナイ近郊のノキアの工場の存続状況によっては、インドの電気通信輸出業が40%にまで落ち込む可能性があるとエコノミックタイムスが報じた。
現在、輸出端末機の70%をノキアに頼っており、そのチェンナイ工場での製造が継続的に行われなくなると、生産量が激減することになる。ノキアのチェンナイ工場は特許使用料2100億ルピーの未払いによって現在操業が困難な状況になっている。
2012年度の携帯電話端末の輸出額が1487億ルピーだったのに対して、2013年度には1191億8000ルピーに落ちている。
ノキアの広報は工場の将来について、困難な状況だとしながらも、市場から撤退することはないとしている。