西武グループ、東証1部上場を機にロゴ変更

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西武グループ(上)と西武HD(下)の新しいロゴ。上場を機に制定された。
  • 西武グループ(上)と西武HD(下)の新しいロゴ。上場を機に制定された。
  • 従来のロゴは漢字とカタカナの組み合わせだった。

西武鉄道やプリンスホテルなどで構成される西武グループの持株会社・西武ホールディングス(西武HD)は4月23日、西武グループと西武HDのコーポレートロゴを変更したと発表した。グループ全54社で順次導入する。

西武HDは同日、実質的な前身会社である西武鉄道の上場廃止から9年ぶりに東京証券取引所市場第一部(東証1部)に上場した。これを機に「『新たな視点でスピード感をもってイノベーションに挑戦』をキーワードとして、その目標に向けて西武グループ一丸となって取り組む姿勢を表現するため」ロゴを変更したとという。

従来のロゴが漢字とカタカナを組み合わせた「西武グループ」「西武ホールディングス」だったのに対し、新しいロゴはアルファベットの「Seibu Group」「Seibu Holdings」に。スローガンの「でかける人を、ほほえむ人へ。」は残す。

色は「常に変化していく革新性と先進性を象徴」した青のグラデーションとし、「i」から広がるアクセントは「革新的なサービスを生み出す“たゆまぬ挑戦”を表現」したとしている。

西武グループ各社は西武HDの東証1部上場を記念したイベントなどを実施する予定。運輸事業では、西武鉄道が子供向けの「鉄道教室」を5月11日に実施するほか、6月上旬には上場記念乗車券を発売する。西武バスはバス型目覚まし時計などのオリジナルグッズを4月30日までの期間限定で値下げする。

《草町義和》

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